音楽の森の奥深く

此処に居るから

その人はもう、この世にいない

心の中に留め、もう、ブログには書かないと決めたのだけど。

ついさっき、手紙を見てしまった。

少女のような人。私の隣のベッドでいつも笑わせてくれた。

どんな時も泣き言一つ漏らさず、私を勇気付けてくれた。

年は50を過ぎてた。でもアニメ犬夜叉が好きでw。

犬夜叉見ながら泣く。

夜中苦しい時、他の人が起きちゃいけないからって

点滴の器具を担いで歩く。そんな自分が倒れそうなのに。

彼女はずっと純粋だった。

末期癌の宣告は余りにも、あっけなく、

私と雑談して大笑いしてる時に医師が来て告げた。

彼女の名前しか知らない。

でも彼女を思うたび、私は生きなくてはって思う。

彼女の残した手紙は余りにへたくそな字で笑えて泣けた。

彼女と出会う為に私は病気になったのだとしたら、

健康でなくてよかったとさえ思う。

彼女が広告で作った花や蝶は病院を飾った。明るくした。

彼女がこの世から消えた証にその花も蝶も消えた。

でも、私が持ってるから、その蝶。私が憶えてるから。

絶対忘れないから。あなたの少女のような笑顔を。

一緒に病院の屋上から観た夜景も絶対忘れないから。

私一人では不満…、いや、そんなの不満に思う人じゃない。

絶対記憶から消さずに生き抜いてみせるから。


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